2026/4/24 秀川裕紀「自分に誇れる自分」

初めに、日頃よりご支援いただいております紫聖会の皆様、OB・OGの皆様に、心より御礼申し上げます。

 こんにちは、同パートの西岡拓海先輩から部員日記を引き継ぎました
秀川裕紀です。パート、専門、学部学科が一緒で競技を大学から本気で始めたところなど、学年こそ違いますが拓海さんには私と近いものを感じておりました。練習中は私の流しの動画を撮っていただいたり、フォームに対する改善案を教えていただいたりと面倒見がよくとても優しい先輩です。
最近改めて背中を見せられた出来事がありました。
東京六大戦の直後に右足を怪我し、気落ちしていた私に「強い人はここで頑張れる人、俺も怪我の後にベスト出したし、裕紀次第だよ」
そう言っていただきました。本人はもう忘れてしまったかもしれませんが、今の私にはとても刺さりました 
そんな拓海さんから回していただいた部員日記を書かせていただきたいと思います。

さて、今回のテーマは自分に誇れる自分です。
 
 毎回のレースで私は「孤独」を感じます。普段一緒に練習をするチームメイトがいない。あるのは自分の頭、足、スピード、スタミナ、これだけです。練習では設定ペースのアドバイスをしてくれるコーチ、引っ張ってくれる先輩、同期がいます。周りを信頼しているからこそ、自分ひとりの戦いで最後の最後に己を信じることができず、疑心暗鬼になってしまっていました。
 自分を信じられない人は信じることのできる人には勝てません。
そして信じることができる人はそこまでの過程で自分を信じるに値すると誇りを持って言える人間だと感じました。練習だけに限った話ではありません。ドリルも補強もふとした瞬間に「これぐらいでいいや」と思ってしまっていたこと。日常生活においても、禁止していたお菓子をついつい食べてしまっていました。身体への影響は微々たるものかもしれません。しかし、自分との約束を破ったという事実は、レースの苦しい局面で必ず「心の翳り」となって現れました。自分に負けた記憶を抱えたまま、自分を信じ抜くことなどできません。
 誰からも見られていない時は誰にも評価されません。そこで頑張ってもつまらないと思ってしまうかもしれません。それでもどんなときでも自分は見ています。その積み重ねがスタートラインに立った時、自分に勇気と自信を与えてくれます。
 自分に誇れる自分になるための努力、それは怪我をしてしまった今も変わりません。むしろ、同等以上だとも感じました。トラックに戻る日まであきらめることはもちろん、投げやりにならずにひたむきに陸上に向き合います。そして必ずトラックへ戻ります!

最後に

 正直私はパート内で目標や実力の差から焦りや怖さを感じてしまうことがあります。そして結果がついてこなかったとき理想と現実とのギャップを突き付けられ自分の力の無力さを感じてしまうこともありました。そんな時にも私を気にかけてくれる人がいるということに感謝をしています。たとえ実力や目標が違っても、目標に向かって努力する姿勢はみんな一緒でより多くの伸びしろを私は持っています。目標を追い求める姿勢は少なくともチームを動かすことができる。
 これはチームメイトが言ってくれた私にとっての原動力の一つです。
本当にありがたいことに入部してから本日まで様々な出会いに恵まれ、つながりをもつことができ、色々な事を学びました。
 大学陸上一年目を終えた今、これだけは言えます。大学で陸上を続けたこと、ミドルパートの一員になったことに一片の後悔はありません。これまで支えてくださった先輩方、同期の仲間や松本コーチ、皆様のおかげでここまでたどり着くことができました。ミドルだけでなく、他パートの方々、そして大学で競技を続けることを許してくれた両親、すべての人に感謝しています。

 長々とした文章になってしまって申し訳ありません。自分に妥協することなく、周りへの感謝を忘れることなく、これからも走っていきたいと思います。

 さて、続いての部員日記は同じく中距離パートの馬場遥太郎に回したいと思います。馬場とはメニューの相談や動きずくりなど様々なところで力を借りております。競技面だけでなく、チームのことも下級生ながら真剣に考える姿に同期として心を動かされました。競技者としてだけでなく、人間としても彼のおかげで成長できました。そんな彼の部員日記にぜひご期待下さい!

以上です。失礼します。