2026/4/6 今井一輝「限界のその先へ」

こんにちは!「一応ね」でお馴染みの蓮見光洋から引き継ぎました、副将兼中距離パートチーフ(兼サポーター?)4年の今井一輝です!

兼サポーター?だなんておこがましい。選手しながらたまにサポーターの真似事やってるだけです。ビデオや水出しくらいしかできない自分が兼サポーターだなんて口が裂けても言えません。他学部の授業をとり、資格をとって施術も勉強し、一時期は本気で兼サポーターを目指していましたが、自分には到底無理でした。

そんなサポーターの中で男1人頑張っているのが光洋です!「一応ね」と言いながら愛に溢れる心強いサポートをしてくれます!いつもありがとね!最近気付いたらミドルとばっかいるけど君はサポーターだ!持ち場に戻りなさい!笑笑

前回書いたのは部員日記が新設して間もない2年の夏でした。それから約2年が経ち、気付けば最高学年。あの時自分に回してくれた人も、自分が回した人もご卒業されました。ただ学年が上がっただけでなく、肩書きも増え、立場が大きく変わりました。あの時は自分の名前の前にこんな立派な肩書きが言えるなんて思ってもいませんでした。昨日の東京六大学対校戦では、対校選手として走らせていただくなど、この2年で様々な経験をさせていただきました。見えている景色は大きく変わりましたし、陸上選手としても、1人の人間としても成長させていただきました。決して1人の力でここまでこれた訳ではありません。コーチ、チームメートはじめ、日頃からご支援、ご声援いただいている、自分に関わってくださった皆様のおかげでここまでこれました。まだまだ未熟者ですが、残り数ヶ月よろしくお願いします。

「なんで800やってんの?」今まで何十回、いや何百回と聞かれてきた質問です。特にここ数ヶ月は就職活動で嫌と言うほど聞かれてきました。

「陸上やってんの?種目は?」
「はい!800mを専門としています!」
「800?一番辛いやつだよね笑」
「そうですね、よく言われます(苦笑)」
「なんで800やってんの?」

ここまでがいつもの流れです。

なんでなんでしょうか。自分のことなのに逆質問してやりたいくらい未だ答えは出ていません。
少しだけ得意だから?だからといって辛くない訳ではありません。毎回神経擦り減らしながら、ぶっ倒れるまで、吐きかけるまで、練習しています。やらなくていいならやらないですよ、こんな拷問みたいなこと。でも800の道で戦っていくには必要不可欠なので、自ら進んでやっています。

800はスピードもスタミナも必要です。初心者にも分かりやすく言うと、誰もがやったことがある50m走を7'00のペースで、その16倍の距離を走らなければいけません。そう考えるとびっくりですよね。自分でも驚きます。また、フィジカルも大切になってきます。陸上の格闘技とも言われる800は、押し合い、足の引っ掛け合い、殴り合いは日常茶飯事。ガリガリの自分はすぐに吹っ飛ばされてしまいます笑
そして何より大事なのはメンタル。ちょっとした気の緩み、妥協、弱気が出てしまうと、一瞬で離されてしまいます。ラスト200なんて想像するだけで吐き気がでます。どうやっても動かない中でどう動かすか。辛い中いかに気持ちを切らさず踏ん張れるか。精神論にはなりますが、結局はそこが一番結果を左右すると思います。
このように、800は「心技体」全てが揃わなければ勝負すらできない究極の競技なんです。
その中で自分の限界をリアルに感じ、その限界を超えるところが一つの魅力なのかと思います。日常生活じゃ絶対味わえません。「心技体」全ての限界を感じながらも、その先へとチャレンジし続ける、そんな過程にいつしか自分は虜になっていました。

生きていると、どうしても他者の評価で結果が決まる場面が多いと思います。対人関係しかり、就職活動しかり、自分なりに全力で取り組み、たとえ手応えがあっても、思うような結果が得られないことは少なくありません。
しかし、陸上競技は異なります。
結果を決めるのは限りなく自分自身。日々どれだけ自分と向き合い、どれだけ妥協せずに積み上げてきたかが、そのままタイムや順位として表れると、自分は信じています。もちろん勝負である以上相手はいますが、最終的に問われるのは、「今の自分を超えられるかどうか」だと思います。こういった、「結果を他者に依存しない部分」こそが、800に限らず陸上競技の大きな魅力です。
自分次第でいくらでも変わることができる。だからこそ苦しく、だからこそ面白い。そんなかけがえのないものに出会えたからこそ、今でも陸上競技を、そして800をやっているのかなと思います。

早いことにラストイヤーとなりました。ここからは、全てに「最後の」がつきます。その一つ一つにこれまで積み上げてきた時間と想いを全てぶつけていきたいです。

支えてくださる方々への感謝を結果で示すために、
自分の選択を自分で正解にするために、
そして何より、自分自身が「やり切った」と胸を張って言えるように、

このラストイヤー、全てを懸けて挑みます。

さて、次は誰に回しましょう?
ミドルの後輩にでも回そうかと思ってたのですが、「おれに回せ!おれに回せ!」とうるさいので、サポーターパート3年のこやつに回します笑 そんだけ言うからにはきっととんでもなく面白いものを書いてくれるのでしょう。
今年度から開催される立教記録会の総括となり、最近は外部とのメールでヒーヒー言ってます。聞いてるだけで大変そうです。0からの立ち上げは大変だと思いますが、その点は得意分野だと思うので頑張ってください!

ブルゾン美月、いや森美月、次よろしく!!