2024/6/24 有野美梨 「負けない焼けない諦めない」

3年 有野美梨 中距離パート 写真上段左から1番目

初めまして。短距離パート3年簗瀬から引き継ぎました、中距離パート3年の有野美梨(ありのみり)と申します。正直なところ、私自身こんなにも早く部員日記が回ってくるとは思ってもいませんでしたし、皆さんも予想していなかったことと思います。今回私に引き継いでくれた簗瀬くんは、最近になって、よく謎の絡みをしてきてくれます。初めは戸惑いましたが、内向的な私を気にかけて話しかけてくれる優しさなんだと勝手に解釈し、勝手にありがたく受け取っています。

部員日記を引き継いだものの、あまり自分のことを表現したり伝えたりするのは得意ではないため、何を書けばよいのか分かりません、、といった出だしで文章を書こうと考えていたのですが、全くそんなことはなく、不思議と書きたいことが次々と思い浮かんで文字を打つ手が止まりません。私は言葉で話すより、文字で気持ちを伝える方が自分の性に合っているなと思います。話していると、その場しのぎのような心にもないことを咄嗟に言ってしまう性格なので、じっくり考えながら気持ちを伝えられる文字が好きです。なので電話よりLINE派です。そんなことは置いておいて、初めての部員日記ということで自己紹介をさせていただきます。

名前:有野美梨

出身地:東京都

出身高校:都立豊多摩高校

学部:観光学部観光学科

種目:800m

陸上歴:12年

好き:アイドル(乃木坂が頑張る源です^ – ^)

嫌い:急な爆音

上記のように、私は気がつけば12年間陸上を続けています。今でもばりばり現役(?)の母の影響で陸上を始めたのは、小学3年生の頃です。私は小、中、高、そして現在に至るまでそれぞれの場所で本当に素晴らしい指導者の方々やチームメイトに恵まれました。それぞれのステージで、陸上の楽しさや奥深さに触れることができたからこそ、今の私がいるのだと強く感じています。

本日は、そんな私にとってのチームメイトの存在について少しお話しさせていただきたいなと思います。 

遡ること3年、高校3年生の5月、南関東大会において8位という結果でインターハイを逃した悔しさを晴らすべく大学でも陸上を続けようと決意しました。そこから数ヶ月学業に励み、高校を卒業し迎えた4月、晴れて憧れの立教大学への入学とともに陸上競技部に入部することができました。しかし、入部出来たのは良いものの、ブランクや環境の変化など自分の力では対応しきれないことも多く、身体的にも精神的にも思うようにいかない日々が続いていました。初めて陸上が嫌いになり、練習に行くのが嫌になり、辞めてしまうことも真剣に考えていました。人生で初めて仮病を使い、練習をサボってしまってしまった日もありました。今思えば、大学での初めの1年半が陸上人生の中で一番苦しい時期だったなと思います。しかし、そんな時期を乗り越えられたのは、紛れもなく仲間の存在があったからです。私は無駄なプライドが故に、自分の気持ちや悩みを人に打ち明けることが得意ではないため、誰かにこの気持ちを話すことはしていませんでした。ですが、チームメイトが日々自分と戦う姿や結果を残す姿、何気ない仲間の言葉や笑顔に毎日励まされて、なんとか部活を続けられていました。私には、パート同期が6人います。一人一人個性豊かで、選手としても尊敬できる人たちです。その中でも特に、丹羽、萩原とは、この2年間共に沢山の時間を過ごしてきました。どちらも2’10を切るパーソナルベストを持ち、これまでも高いレベルで戦ってきた強い選手です。きっと陸上を続けている中で、思うことや葛藤は沢山あると思いますし、2人にしか分からない感情もあるだろうと思います。ですが2人は、どんな時でも同じ目線に立って寄り添ってくれます。2人から学んだ優しさは数えきれないほどありますし、2人のおかげで知った感情もあります。2人に共通している良いところは自分や人に対して素直なところだと、私は思っています。私が競技をやる上で、人として、今一番必要としているものです。近くに自分が持っていないものを持っている人がいるってそんなありがたいことありません。そして、そんな2人がそれぞれ、強くて熱い想いを秘めていることを私は知っています。だからこそ私も負けたくありません。ライバル視しているとかそういう訳ではなく、2人のその熱いハートに負けたくないってことですかね~! 

3年 丹羽遥奈 中距離パート 写真左   

3年 萩原さや 中距離パート 写真右

また、サポーターの皆さんの存在も、競技に対して弱気だった私を強くしてくれました。日々の練習では計測から施術まで行い、試合では早朝から夜までサポートをしてくださり、どんなときでも明るく接してくださるサポーターの皆さんを見ていると、私もこんなんではいられないな、頑張らないとなと心が大きく動かされました。 そして、今はそのおかげもあり、前向きに目標を持って、競技に向き合うことが出来ています。自分にとっては大成長ですが、やはりそれだけで満足したくはありません。やるからには自分の中で納得のいく結果を残したいし、3年前の決断を最大限意味のあるものにしたいです。残りの競技生活、チームメイトが持つ強さを学び吸収しながらも、自分をしっかりと持ち、人として、選手として強くなりたいなと思います。

そして次回はサポーター唯一の3年生、橋本葵に部員日記を引き継ぎました。5月の関東インカレをもって4年生が引退され、沢山の1年生を迎えたサポーターパートの中核を担う彼女は私たち選手にとっても必要不可欠な存在です。毎日様々な業務をこなしながらも絶対に疲れているだろうって時でも、あのキラキラした笑顔で、沢山の妹弟達を引き連れ、私たちを支えてくれる姿がとてつもなくかっこいいし、尊敬の念に堪えません。そんな、多忙を極めているであろう彼女に、部員日記をお願いしてもよいのか躊躇いましたが、思い切ってお願いしたところ、快く受けてくれました! 

ここまで長々と文章を書いておいて、いざ自分の心のうちが公になると思うとなんだかどきどきしてきますね〜。ですが、なかなかこんな機会をいただけることもないので、この日記を通して、少しでも私のこと、そしてなにより、立教陸上競技部の仲間の温かさをお伝えすることが出来ていたら嬉しい限りです。

 終わり方が分からないのでここらで終わります。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。次回の部員日記もお楽しみに~♪