2026/02/02 戸梶凌「利他的って?」

前嶋大希から引き継ぎましたフィールドパート2年戸梶凌です。
初めに福田監督、紫聖会の皆様、日頃から陸上競技部を支えていただいている皆様に心より感謝申し上げます。
大希とは1年の頃千葉県選手権でバトンを繋いだのが始まりです。彼は常に陸上競技の事を考えとてもストイックです。時には脚の怪我もありますがそれでも挫けずに練習に励んでいます。プライベートでは私の誕生日を祝ってくれてとにかく波長も合ういい奴すぎるbroです!前嶋大希という同期の強烈なスパイスが留学に行ってしまうのは寂しいですがこれからも一緒に高みを目指して頑張ろう!!

   

ところで皆さん突然ですが「利他的」という言葉をご存知ですか?文学部英米学科の私からの問題です。
答えは「他人の幸福、利益を優先して考える態度や行動」を指します。
世間ではボランティア活動や寄付が「利他的」と言える代表例でしょうか。

私がこの言葉を知ったきっかけは、とあるサブスク番組の企画を視聴してのことです。その事業をプロデュースしている人の指針の言葉でした。そして自分の行動全てが「誰のためになるのか」を考えてほしい。この思考を持てばだいたい成功する。というものでした。

当時の私はその思考を理解出来ませんでした。無論支えてもらった周りの方々には感謝していましたが自分が常に率先して利他的な思考で行動していなかったと思います。そこで自分に恩を下さる方々やある部員との会話の中で「人を支えてその人が喜んでいる姿を見ると自分も幸せになる」という台詞を思い出しました。これから1年が経ちました。

現在私は陸上競技部で10種競技を専門にしています。この競技名から分かるように2日間で10種目もの競技をこなさなければなりません。この1年この競技を通じて沢山の支えがあって成り立っている事に気付かされました。10種競技はどの種目よりも朝早く始まり、夜遅くに終わります。特に棒高跳びや高跳び、円盤では設備の設置に多大な時間と労力が必要です。
そして普段の練習時には毎回マットの出し入れなど練習時間と労力を割いて部員が手伝ってくださっています。いつもありがとうございます。また様々な場目でサポートしてくださったり、声をかけて下さる部員の方々にもこの場をお借りして改めて感謝申し上げます。

それからの私は彼らの利他的な行動にどのようにお返し出来るのかを考えました。そこで間接的でありますが仕事で部に貢献することを選びました。実際その仕事は想像の何倍も忙しく責任のあるものでしたが、部のために沢山の犠牲と労力をかけて支えてくださっている榊原主将や幹部の姿を目の当たりにしました。それはまさしく利他的な行動をされてる姿でした。その姿を見てから不思議と私も仕事に取り組む事が出来ています。

これらの経験から少し答えがわかったように感じます。それは人は自身に恩を感じるとその恩を返したくなるということ。科学的根拠を知りたくネットで調べると、どうも人間はしてもらった事を返したくなるという返報性の原理があるらしい。つまり逆に言えば自分が恩を与える行動を続けていればいつか自分に返ってくるということ。常に利他的な行動をしている人はひょっとしたらその事に気づいていたのではないか。
新手の宗教の勧誘みたいな論述になってしまいましたが(笑)この理論を自分なりに解釈出来た1年間でした。常に「誰のためになるのか」を考えて生活していきたいと思います。

話は変わりますが2026年度になり本校での記録会が開催される予定です。初の試みで開催には運営、審判や補助員など皆さんの一人一人の力が必要になります。また私達新3年生が主体での開催になるのでスムーズに行えるか不安な所はございますが私自身も全力でやり切る思いなのでご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。入学してから右も左もわからずの挑戦だらけでしたがこの立教大学体育会陸上競技部を通じて得た経験を最大限に活かし、競技面では10種競技での関東インカレ出場、2部8位以内入賞、運営面では数ある競技会をスムーズに主催し部員に信頼される主務になれる様1日1日精進を重ねて参ります。
長々となりましたがご一読いただきありがとうございました。

次回は我が部のミステリアス澤田悠斗くんに回そうと思います。現在同じ学部学科の彼とは高校からの仲で喜びも悲しみも共にしてきた仲間です。彼は一言で言うと約170cmのいい奴でしょうか。しかし同じ講義を取ると約束したのに裏切った事は一生忘れません。特に彼は今年ラストシーズンなるので決意表明とか聞きたいですね。部内に澤田くんの隠れファンはとても多いと思うので皆さんぜひお楽しみに!!