2025/10/10岡上幸正「スプリント強豪校に入れば速くなるのか??」
こんにちは。塩味パートチーフから引き継ぎました、短距離3年の岡上幸正です。
まずはじめに、紫聖会の皆様をはじめ、OB•OG、保護者の皆様、多くの方々からの温かいご支援により日々活動できております。心より感謝申し上げます。今後とも精進してまいりますので、引き続きご指導・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

ついに2回目の登場となります。最近の部員日記のメンバー的にそろそろ来そうだなと思っていました。笑
塩味は今シーズンから六大学や関東ICのリレーなどで共に走り、4継に関しては最高のバトンワークができていると思います(?)。年に数回羽目と肩を外す彼は試合前だろうがケンタッキーやピザなど好きな物を好きなだけ食べる人です。本当に理解できません。先日の関東学生リレー前にケンタッキーのチキン食べてお腹が崩壊していました。これを反面教師に食事面には気をつけて欲しいですね。
最近は東京世界陸上を生で観戦したり、関東学生リレーに出場し4継で全カレ標準を切ったり、YouTubeでNCAA Championship (全米学生選手権)を見まくって英語のリスニングの勉強と走りの勉強を並行したり、フェスに行ったりと中々充実しています!

(左から河田、岡上、塩味、森田)
全米学生選手権や、さまざまな選手の動画や練習を見ていて、自分がモチベーションや影響をもらった選手が2人います。アメリカのJordan Anthony (ARKANSAS univ. 100m PB 9.95)、ナイジェリアのKonyinsola Ajayi (Auburn univ. 100m PB 9.88)です。
どちらも自分と同期ですが、2人とも9秒台、19秒台を持つ実力あるスプリンターです。同じ歳だからこそ、彼らの走りには刺激をもらいますし、モチベーションを与えてくれます。いつの日か彼らと走ってみたいです🔥🔥🔥


(1) 変化の年
100m 10.96 → 10.74
200m 22.28 → 21.69
今シーズン、100m / 200m / 300mにおいて全て自己ベストを更新しました。周りのみんなは自分がバンバン自己ベストを出した事に少し驚きがあると思います。昨年の冬季はみんなが知らない所で河田さんとコツコツ練習を積み上げてました。振り返れば、人より2倍練習していたと自負しています。
自分は速くなるためには自分より足が速い人と練習をやれば自分も速くなるという考えを持っていたため、1年の冬から河田さんに直談判して練習を共にさせて貰っています。もう2年くらい練習を共にしているため、大体の練習ルーティンや試合の動き、サポートや動画撮影などスムーズにできます。効率が良くて練習の質も高いですし、アドバイスもしてくれるので感謝しかないです。この冬も来年に向けてさらに化けるように丁寧に確実に力を付けていこうと思います。
スプリント強豪校に入れば速くなるのでしょうか?早稲田大や東洋大、日本大や東海大、順天堂大、、、名だたる名門校に活躍するために入る人が沢山います。ですが、これだけ強くて設備が整った環境に入ってもタイムや実力が伸びない選手はいます。一方、砂のタータンしかない、もしくはタータンすらない環境でも10.1〜10.2台で走る選手もいます。限られた環境の中で限られた練習しかできない中で、これだけのタイムを出す”練習のアレンジ力”は自分に必要な力であり考え方でもあります。
素晴らしいことに、今自分がいる場所は設備が十分整っていて、タイムを伸ばす最適な環境です。ですが、タイムが伸びていない人もいます。記録を伸ばした経験を持つ身から言わせてもらうと、タイムが伸びてない人の練習は一貫して練習内容のアレンジ力が不足しています。ただ走り込みやウエイトをするだけではタイムは伸びません。自分は大学の競技場だけでなく、様々な場所や環境でアレンジしながら練習しています。加速で課題が見つかれば坂に行くし、接地や足の軌道に課題が見つかれば下り坂や不整地、浜などに行きます。課題を修正するために最適な環境を自ら探し、そこで自分に必要な練習を様々な過去の経験や練習内容からピックアップして工夫してやっています。この練習内容や練習場所のアレンジ力、貪欲に課題を克服しようとするマインドはこの1年でさらに増えました。心身共に大きく成長したなと感じています。
(2) 2026年シーズン展望
全日本インカレ、関東インカレ、六大学などの対抗戦は言うまでもなく勝たなくてはいけません。全日本インカレの4継の切符はつかみました。あとはマイル、個人の標準記録を切ることです。
学生個人 10.45 / 21.10
全日本IC 10.35 / 21.00
日本選手権 10.34 / 20.90
変動はあるかもしれませんが、自分が出さないといけない最低限のラインです。個人的には10.40 / 20.80を具体的なラインに設定してこの冬季の練習をやろうと思ってます。来シーズンはこの記録を突破し、最高のコンディションで挑みたいと思っています。そのためにはどうすべきかを逆算しながら練習に励もうと思います。
(3) 最高の同期とのラストシーズン
自分は個性的で素晴らしい才能をもつ同期に恵まれました。ふざけるときはふざけるし(たまに度が過ぎる時もあるけど)、しっかり結果を残さなければならないときはしっかり結果を出す同期達は自分にとって欠かせない存在です。ラストシーズン、自分はもちろん同期達も特別な思いで過ごすと思います。各々競技は違えど勝つ気持ちは同じですし、今の同期は何かやってくれると感じています!頼もしい同期達と最後まで駆け抜けたいと思います!

(同期たち)
次の部員日記を誰に回そうかと思ってたら俺に回して!って言ってくれた新田竜太に回そうと思います。実は彼とは兄弟みたいな関係です!
一緒に授業行ったり坂見つけて練習したり仲良くしてます。最近肉離れして全治3ヶ月らしいです。竜大、辛いのは十分理解しているから無理せず這い上がって復活劇を期待しているぜ🔥また授業一緒に受けような!