2025/7/18 斉藤隆太朗「調査報告」

初めまして。フィールドパート1年の末田慶希から部員日記を引き継ぎました。

短距離パート1年の斎藤 隆太朗です。

慶希は一見、チャラそうに見えるけれど、実はただの優しいイケメン。という、ちょっと嫉妬してしまうような存在です。そんな自分も、気がつけば彼の魅力にどんどん惹かれていて、今ではすっかり慶希という人間のことが大好きになっています。

同じ学部学科ということもあり定期的一緒に部活に行ったりしますが、まだ慶希という人間の粗を見つけられていません。「ただの優しいイケメン」に留めるわけにはいかないので、しばらくは彼の深堀に努めたいと思います。今度一緒に、航の家に凸ろうね!

名前   斎藤 隆太朗

生年月日   2006 / 8 / 6

学部   文学部 文学科 英米文学専修

種目   100.200m  10.60 / 21.61

夏休みにやりたいこと

① バンジージャンプ

② 富士山登頂

③ 夏祭り、花火に行く

④ フェスに行く

気づけば大学生活が始まってから約3ヶ月が経ち、新しい生活にもようやく慣れてきました。とはいえ、そろそろテスト期間が始まり、少し忙しくなってきそうです。一方で、夏の暑さは衰える気配もなく、ますます厳しさを増しています。テストが終わった後、炎天下で練習する自分の姿を想像すると、今から少し気が重くなります。

こんなふうに、何を書こうか、何を伝えようかと迷いながら書いているので、まとまりのない拙い文章になるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。

さて、立教新座高校の緑のユニフォームを脱いでから、気がつけば約10ヶ月。いよいよ、大学の江戸紫のユニフォームに袖を通す時が近づいてきました。その時が近づくにつれ、「自分は後輩たちに何か残せただろうか」「少しでも成長のきっかけになれただろうか」と、そんなことをよく考えるようになりました。振り返ると、先輩や後輩、そして琥鉄・航・幸大といった同期たちにたくさん支えられ、迷惑もかけてきました。結果も出せず、頼りない選手だったなと反省しています。

実は、そんな思いもあって、昨年10月の国体を最後に、高校で陸上を引退しようと考えていました。一言で言えば、陸上競技というスポーツに心が折れていました。精神的にもかなり負担があったようで、国体前には食事が喉を通らなかったり、眠れない日々が続いたりしました。そんな中でも、結果を出さなければならないというプレッシャーと戦い続ける毎日は、自分にとってきついものでした。

辛い陸上から離れたい。そんな思いが、引退を考えた理由のひとつだったのかもしれません。国体が終わってから入部までの約7ヶ月間は、解放感の中でとても充実した時間を過ごしました。練習は一切せず、バイトをしたり、家で映画を観たり、海外旅行に出かけたりと、高校時代にできなかったことを思いきり楽しみました。

そんな状態から再び陸上競技の場に戻ってくることができたのは、多くの人の支えと助けがあったからです。とりわけ吉田快先輩には、プライベートでも何度も相談に乗っていただき、ご飯にも連れて行ってもらいながら、たくさんの励ましとお誘いの言葉をいただきました。そのおかげで、今こうして再び陸上に向き合うことができています。

これから立教大学陸上競技部員として、吉田塾の塾生として「勝ち切れる選手」そして「人として尊敬できる選手」になれるように必死に努力しようと思います。過去の自分と戦うのではなく、今の自分にしっかり向き合いながら、心が折れないように自分なりにじっくり頑張って行きたいと思います!

頼りがいのある先輩方、最高の同期、そしていつも温かく支えてくださる優しいサポーターの皆さん、これからご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと思いますが、1年生のうちはたくさん甘えさせていただきます(笑)。
改めてになりますが、どうか今後ともよろしくお願いいたします!

ここまで長くなってしまいましたが、今回は、吉田快先輩を中心としたグループ、立教大学陸上競技部の“魔境”とも言われる「吉田塾」について、入塾1ヶ月の新入塾生としての調査報告を少し残しておきたいと思います。
※この内容は、吉田塾のメンバーには内緒でお願いします

◯ 塾長:吉田 快先輩

彼は、立教新座高校の空気感をそのまま体現したような存在で、「Mr.立教新座」と呼ぶにふさわしい思想を持っているようです。
特徴としては、陸上に対して真摯であると同時に、交友関係(?)にも並々ならぬ熱意を注いでいる点が挙げられます。部活では、熱心に練習しながら、同期たちと和気あいあいと会話している姿が印象的です。そんな、人を惹きつける力が、吉田塾の運営には欠かせないのかもしれません。
現在は怪我をしていますが、再び一緒に大きな舞台で走れる日を心から楽しみにしています。不屈で。

◯ :簗瀬さん・西田さん

このお二人も、もちろん立教新座高校のご出身です。快先輩とは別のベクトルで、強烈な個性を放っている印象があります。
かなりの頻度で、パワハラやセクハラまがいの発言が飛び交いますが、実はとても仲が良く、めちゃくちゃ優しいという一面も。趣味も独特で、話せば話すほど二人の人間性の深さが見えてきます。まだまだ底知れぬ面白さを秘めていそうなので、これからの調査が楽しみです。4年間を通して、こんなふうに面白くて優しい先輩になりたいなと、心から思っています(?)。

◯ “いるのにいない” 澤田さん

おそらく1年生の中では最も認知度が低い存在ですが、実力はトップクラスで、部内でも五本の指に入る強者のようです。
高校時代から憧れの先輩で、彼の走りを参考にした回数は数えきれません。僕が立教新座高校への進学を決めたのも、練習会で見た澤田先輩と塩味先輩の姿が「かっこいい」と思ったからでした。2人の背中から、高校陸上の厳しさや競技への向き合い方を学ばせていただきました。そんな二人の仲は、ナルトとサスケのような関係ですが、関東選手権では二人バトンに期待が高まるばかりです。

◯ 異端児:紙﨑さん

立教新座以外から初めての塾生となった彼。その事実だけでも、すでに“変人”の香りが漂っています。ですが、彼の人柄の良さは群を抜いており、塾長が作成した練習メニューの時間を記入するなど、練習を円滑に進めるための細やかな気配りが光ります。
他の部員やサポーターさんからも「優しすぎる」と言われているほどで、僕も最近では紙﨑さんのような寛大な人になりたいと思うようになりました。背中を追いながら、がんばります!

◯ 恋愛スプリンター:森田 燿吏

彼のスタートは一級品。キレも迫力も抜群で、とても速いです――が、これは恋愛の話です。スプリントでも恋愛でも、彼は前半型。勢いよく飛び出すけれど、後半に少し失速する傾向が見られるようです。今は恋も陸上も一歩リードされていますが、ここから追い抜いて、しっかりいじっていこうと思います。これからもライバルとして、バトンをつなぐ仲間として、共に切磋琢磨し、大きな舞台に2人で立てるよう頑張ろうね!

こんなところで、入塾1ヶ月の調査報告を終わります。

つい先日から、福島代表の快さんも加わり、今後ますます個性が強い集団になりそうです。これからも継続して調査を続けていこうと思います。

ということで、次の部員日記は中距離パート1年の髙橋幸大に引き継ぎます。彼とは立教新座高校からの仲間ですが、いまだに底知れぬ闇を感じています(笑)。大学に入って話す機会が減ってしまいましたが、長い距離を走っている幸大の姿にはいつも勇気をもらっています。そんな彼の日記は、もっと面白い内容になるはずです。乞うご期待!