2025/4/18 吉岡あい「自分らしく」

短距離2年の羽田光希くんから引き継ぎました、同じく短距離2年の吉岡あいです。光希くんはとても穏やかで、優しく落ち着いている印象で、すごくお話ししやすいです。いつも真剣に練習に取り組んでいて、一緒に練習しながら私ももっと頑張ろうと思えます!光希くんは法学部ということで勉強も忙しいと思いますが、両立していてすごいなと思います!

さて、実は私が陸上を始めたのは大学に入ってからです。今までは小学校3年生から約10年間硬式テニスをしていました。そんな私のことを少しでも知っていただけたらと思います。

まずは簡単に自己紹介させていただきます。
名前:吉岡あい
出身校:学習院女子高等科
種目:100m、200m、400m
兄弟:双子の兄
好きなもの:お文具さんなどのキャラクター

私は基本的にゆるくて癒されるものが好きです。特にお文具さんは日々私に癒しを与えてくれるので、皆さんもぜひ一度調べてみてください!疲れが吹っ飛んでいきます。他には、スポーツ観戦や散歩をすること、面白いテレビを見ることも好きです。種目に関してはまだ決めきれていないため、色々挑戦してみようと思っています。入部当初からの思いは変わらず、400mにも挑戦していきたいと考えています。

ここからは、私が陸上を始めるまでのテニス時代のお話をさせていただきます。
 
まずテニスという競技についてですが、テニスは必ず相手が必要でどのようにして相手に勝つかということを常に考えなくてはなりません。そのため強い闘争心と自信が必要です。また、試合は平均して1時間以上かかるためそれに耐え抜く忍耐力と精神力、集中力が欠かせません。それに加え、試合が長いため作戦を臨機応変に考える柔軟性も重要で、最後までどのような展開になるのか分からないという、選手も観客も楽しめる競技です。

短距離パート2年 吉岡あい

私がテニスを本格的に始めたのは小学校3年生になってからでした。そこからは、ほぼ毎日3時間ほど練習をし、週末は試合をする日々を送っていました。中学生になってからは部活とスクールでの練習の両立が始まり、とても忙しかったことを覚えています。高校3年生の最後の大会を終えるとともに、受験のこともあり競技を離れる決断をしました。約10年間、私の生活の中心にはテニスがあり、時には全国大会のような大きな大会を経験したりもしました。私のテニス人生では、数えくれないくらいの負けを経験しましたし、思うようにいかないことばかりで正直苦しいことの方が多かったですが、自分なりにやりきることができました。

そんな私がテニスを通して学んだことは、苦しいことうまくいかないことから目を背けないことです。スポーツに限らず、苦しいこと辛いこと、逃げたくなることは沢山あると思います。その時にいかに自分と向き合えるか、そして自分なりに課題克服のために模索することができるかが大事なのだと学びました。私が最後までやりきることができたのは、その現実から目を逸らさず真っ向から向き合ったからだと思います。この経験から、自分と向き合う力と、どうにかして打開しようともがくことができる強さを得ることができました。 

"無理ではなく難しいと言え"

この言葉は私のテニスのコーチの言葉です。私は何度もこの言葉に励まされ、今もこの精神を持って練習に取り組んでいます。特に昨年の夏や冬季の練習は苦しいなと思うことも多かったのですが、決して無理なんてことはないのだと思いながら必死に食らいつくことができました。

この場をお借りして、今までずっと支えてきてくれた両親、最後まで一緒に戦ってくれたコーチに感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。私はテニスと出会うことができてよかったです。これからは違う競技にはなりますが、より一層努力していきます。

ここからは、陸上のお話に移りたいと思います。

まずは私が陸上を始めた理由ですが、私と同じく大学から陸上を始めた双子の兄の影響が大きかったように思います。いつも楽しそうに練習から帰ってくる姿を見て自分もやってみようと思えたのかもしれません。また、シンプルですが走ってみたかったというのも理由の一つです。陸上部への入部は、一生懸命やってくれれば大丈夫だと言ってくださった先輩の言葉に勇気づけられ決意しました。

私はちょうど1年前のこの時期に陸上を始めました。最初は、ジョグにすらついていけず、足は信じられないくらい筋肉痛でほぼ攣りながら遅刻寸前の授業に急いだこともありました。4月の下旬には、気付かぬうちに足の3箇所を疲労骨折していたという衝撃の事件もありました。そんな中この1年私がどのような思いで競技に取り組んでいたかというと、どんなに遅くても、見た目が悪くてもとにかく走り続けようと思いながら走っていました。経験がないからできないと決めつけるのではなく、とにかく少しでも早く走れるように自分ができることを精一杯やろうと日々の練習に挑んでいました。その気持ちは今も変わっていません。まだまだ皆さんの背中を追いかける毎日ですが、これからも不撓不屈の精神を持って、自分のペースで、自分の目標に向かって着実に努力していきます。

最後になりますが、何の知識も経験もない私にスタブロの使い方や体の動かし方、トレーニングの方法などを丁寧に教えてくださったり、応援や激励、アドバイスをしてくださる皆様、サポートをしてくださる皆様に感謝申し上げます。数少ない短距離女子の同期2人にも感謝しかありません。
私を1人の選手として受け入れてくださり本当にありがとうございました。これからも、"自分らしく"頑張ります!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

写真左 短距離パート2年 吉岡あい 右 短距離パート2年 清水あいり

次の部員日記は同じく短距離2年の清水あいりちゃんにお願いしました!あいりちゃんは、とにかく努力家で練習に真剣に取り組む姿や走り込んでいる姿が印象的です。走りすぎなのではと心配になってしまうこともありますが、常に練習にひたむきに取り組んでいる姿勢は本当にかっこいいなと思います。そんなあいりちゃんは、いつも穏やかでかわいくて、面白さも兼ね備えています!あいりちゃんがどのような部員日記を書くのかとても楽しみにしています!