2024/12/9 吉田快「自分のために」

短距離パート1年 吉田

皆さんこんにちは。押山千裕から引き継ぎました短距離1年の吉田快と申します。押山からの紹介にもありましたが、僕は9月に行われました関東新人にて11秒09(+1.6)というPBよりも0.5秒以上遅いタイムで走るという大醜態を晒し、しばらくは動画を見返す事も出来ない程に落ち込みました。しかしながら今は完全に吹っ切る事ができたので皆様遠慮なく「冗談は関東新人だけにしろよ」とイジってください。

僕は部内でも1、2を争うレベルで友達が少ないので果たして部員日記が回って来るのか、自分に回ってきた時には数少ない友人が皆部員日記を書き終えていて回す人がいなかったらどうしようなどと色々心配はありましたが押山が救いの手を差し伸べてくれたお陰で杞憂に終わりました。ありがとうな。初めての部員日記ですので軽く自己紹介をさせて頂きます。

名前 : 吉田快(よしだかい)

所属 : 経済学部経済学科

生年月日 : 2005年5月21日

専門種目 : 100m 200m

そして出身高校は何かと理由をつけては文句を言われる事が多く、部内でもすこぶる評判が悪い事で有名な立教新座高校です。しかしながら私は自分が立教新座高校出身である事に非常に誇りに思っているので立教新座の男子校ノリと馬が合わない人とは上手くいかない事が多いですがご了承下さい。自己紹介は程々にしてそろそろ本文に入ろう思います。

僕は中学生の時に陸上競技の世界に足を踏み入れました。しかしその前までは幼稚園〜小学校にかけて9年間サッカーをしていました。そんなサッカー一筋だったが僕が何故いきなり陸上を始めたのか少し記憶が曖昧ですが、今思うと陸上が個人競技だからなのではないかと思います。スポーツというと仲間と共に戦うチームスポーツを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。しかしながらチームスポーツでは自分は奮闘してもチームメイトのミスで負けてしまう事があったり、自分のミスを味方にカバーしてもらって勝ったりなど個人の頑張りとチームの結果が一致しない事が多々あると思います。協調性が著しくない僕は自分が最善を尽くしたのに他の人のミスで負ける事は納得がいかず、自分のミスを味方にカバーしてもらって勝利しても素直に喜ぶ事ができませんでした。そんな僕にとって個人競技である陸上はこれ以上ないくらいピッタリなスポーツではないかと思います。チームスポーツは大会で優勝しても優勝したチームの内の1人ですが、陸上競技は優勝したのは自分1人で、その喜びを独り占め出来るというのは他のスポーツでは経験できない何にも変え難い喜びがあると思います。だからこそどんなに辛い時があっても勝利の喜びを独り占めする感覚を味わう為に日々の練習を頑張れていると思います。ここまで散々自分は陸上競技に向いているという様なスタンスの事を書き連ねてきましたが、僕自身は残念ながらまだ全国大会等での特筆すべき実績や活躍はない状況です。そんな未熟な僕ではありますが大学陸上での4年間を通して絶対に達成したい大きな目標があります。それは学生タイトル3冠です。学生タイトルとは言わずもがな「関東インカレ」「全日本インカレ」「学生個人選手権」の3つを指しています。しかしながら現在我らが立教大学陸上競技部は非常に情け無い事に関東インカレで2部に甘んじています。関東インカレ「2部」優勝を学生タイトルに含める人は僕を含めて誰1人として居ないのではないかと思います。つまり僕は今「学生タイトル3冠」という目標に対して土俵にすら立てていない状況に置かれて居ます。先述の通り著しく協調性のない僕はチームが1部に昇格する為に1点でも多く点数を獲得すると言われても正直なところあまりピンと来ず、モチベーションの向上にはあまり繋がりませんでした。しかし、学生タイトル3冠という僕自身の目標の為だと思うと急に力が湧いて来る様な気がします。タイトルにもある様に「自分の為に」残りの冬季練習も頑張っていきたいと思います。柄にも無く真面目な事を長々と書き連ねましたが今回はここらでお開きとさせて頂きます。

次は短距離2年の澤田悠斗に回そうと思います。立教新座出身リレーで寒いノリだと揶揄されそうですが他に回す友人も居ないのでお許しください。澤田は普段は口数が少なく物静かな印象ですが、基本的には優しくとても良いやつなので皆様ぜひ1度話しかけてあげて下さい。しかし内容が薄いと話をするとすぐに黙ってどっか行ってしまうので面白い話をしてあげてください。また怒らせると本当に手が付けられない程怖いので怒らせる事なかれ。そんな色々と気難しい澤田ですが
2017年埼玉県通信陸上競技大会優勝🏆  2019年全日本中学陸上競技大会出場  2021年埼玉県高校新人第3位🥉  関東高校新人6位入賞
などなど数々の輝かしい成績を収め、
100m 10秒80の自己ベストを持つなど埼玉で陸上をしている人ならば知らない人は居ないレベルの有名人です。ここ2年は様々な不運にも見舞われ苦労している印象でしたが、今年は久々に陸上競技に対してスイッチが入った様子で私が高校時代に憧れの感情を抱き、背中を追いかけたあの頃の輝きが戻りつつある様に感じます。そんな澤田が部員日記でどのような事を書くのか、次の更新を楽しみに待ちたいと思います。

写真左から、澤田(短距離2年)、押山(短距離2年)、吉田(短距離1年)