2026/1/5 井上周 「あけましておめでとうございます。」

あけましておめでとうございます。
吉田くんから引き継ぎました、短距離パート4年の井上周です。

吉田くんは、陸上の経験も知識も豊富で、自己ベストは10.5台と実力者です。
トレルで会った時や、お互いに時間ができた時には陸上の話を語り合っていたのですが、よくよく考えてみると、彼とはまだ一緒に走ったことがありません。今度ぜひ一緒に走りたいです。
吉田くんから部員日記のオファーが来て二つ返事で「書きます。」と即答してしまいましたが、後になって新年1発目だと気がつきました。新年1発目は確定で1番偉い方(福田監督)が書くものだと思っていたため完全に油断していました…。
半年近く部活に顔を出せていないため、特にこれを読んでくれている画面の前の1年生は「マジで誰なんだ」と困惑していると思います…申し訳ないです。

今回は自分が陸上部に入部してから今に至るまでの経緯などを話させていただきたいと思います。

私は大学まで陸上競技の経験はなかったのですが1年生の秋頃、走るのが好きだったこともあり陸上部に入部させていただきました。
周りには中学•高校からすでに競技を始めている人や様々な実績を持っている人が多く在籍しており、緊張感を持ちながら見よう見まねで練習に取り組む日々でした。昔から脚だけは速く徒競走で負けた経験はほとんどありませんでしたが、当時1年生だった渡邉快くんや伊藤慎太郎くんに何度も戦いを挑んでは 敗北し、とても悔しい思いをしたことを覚えています。何がなんでもという気持ちで練習し、冬季の120m走で伊藤くんに初めて競り勝てた時はたまらなく嬉しかったです。

2年生の春頃から、400mを専門にしていた当時3年生の越田先輩に目をかけていただき、初心者だった自分に手取り足取り、つきっきりで指導していただきました。
冬 凍えるような寒さの中、乗る予定だった志木行きのバスの時間を遅らせて熱心に教えてくれたり、自販機で温かいお茶を買ってくれたり…グラウンドでは常に先輩の後をついて回り、先輩特製のメニューをこなしていました。越田さんの走りは自分のものと比べて接地の安定感がまるで違っており、反発のもらい方からフォームの美しさから何から何まで最高のお手本でした。先輩は簡単な技術でも習得すると褒めてくれるし、自分でも接地感やフォームが変わっていくのを日々実感しており、練習のモチベーションは常にマックスでした。結果、技術面がかなり改善され人生初の10秒台を追い風参考ながら出すことができました。越田さんは自分ごとのように喜んでくれて…面倒見の良い最高の先輩に恵まれとても幸せな時間でした。

それまでは陸上競技を楽しむことがメインでしたが2年の冬頃、もっと記録を伸ばすことができないか考え始め、シンプルに自分の身体が弱く地面に加えられる瞬間パワーが低いことが課題として挙げられました。10秒台で走る中学•高校生で一見華奢に見えるような子でも、実際は今の自分よりもフィジカルが強く、出せるパワーも上だと調べてわかりました。
そこで、走速度を上げるには最低限どの程度の能力が必要なのか調べ、フィジカル面の目標を達成できるまではウエイトと坂ダッシュ中心の練習をすることに決めました。
大学3年生で練習だけに集中できる期間が残り少ないという焦りもあり 高頻度高強度の練習を無理やり続け、最初の数ヶ月間はなんとかこなせていましたが、ある日肉離れを起こしました。
慣れないウエイトを高強度でいきなり始め腱や骨にも負荷をかけ過ぎてしまいました。歩くのも辛い程痛みが出てしまい、ショックで寝込みましたし"怪我した時にどう立て直すかマニュアル"なるものを事前に作っていましたがそんなものは全く役に立ちませんでした。3ヶ月程リハビリをし、怪我がある程度治った後もその部分を庇うかたちで練習せざるを得ず、また別の部分を怪我してしまうという負の連鎖を起こしました。今も股関節を痛めてリハビリをしています…。😭

ここで私が伝えたいことは、無理せず休むのも練習の一部だということです。
私は計画していた練習内容が完遂できないと不安になってしまうタイプで、治りかけで練習してしまったり 痛みが出ているのにも関わらず騙し騙しやってまた再発したり、そんな愚かなことを続けてきました。熱心に練習しても怪我をしたら元も子もありませんし、怪我の部位や程度によってはその後のパフォーマンスに永続的な支障が出てしまうことも考えられると思います。自分のように、練習ができないと不安になる方は多いと思いますが、多少休んだり強度を落とすくらいでは身体能力は落ちません。例え長期間休んでも、身体は記憶しているので練習を始めればまた元の能力まで戻せます。
なので、練習中に疲労から来るものではない違和感や「あ、これヤバそうだな」と感じるものがあったら、その感覚を無視せず練習を中断し 速攻で信頼できるお医者様や整体師の方に診ていただくことをおすすめ致します。
2026年は皆さんが怪我なく最大限のパフォーマンスを発揮できますことを心より願っております。

なお 私は休学するため、今年も4年生として残ります。よろしくお願い致します。

次の部員日記は短距離2年佐藤壮輔くんにお願いしました。壮輔は明るく社交的でとっても良い子です。彼には よく練習の締めに60m走対決をしてもらっていました。2人とも同じくらいの足の速さなので 緊張感の伴う良い練習でした。壮輔は本番に強いタイプで、試合では練習の1.5倍くらいの速度で走っているイメージがあります。
今期 彼の努力が実を結び、記録が爆伸びすることを期待しています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。長文失礼致しました。🙇‍♂️