2025/7/26 秀川裕紀「成長と感謝」
皆さんこんにちは、初めまして!幸大から部員日記を引き継ぎました中距離パート一年の秀川裕紀です!幸大は高校時代が新座高校ということでよく後輩に話しかけたり、練習では前で引っ張ってあげる、優しく面倒見のいい主将だと感じています。お互いプロ野球のファンであり、ライバルでもあるためその日その日の試合についても時々話したりもします。
今はテスト期間中で部活がお休みなので話していませんが、こういう忙しい時期に回してきてくれたおかげで日々の生活がより充実しています。試験中で集合はなくても活動はあり、この後しっかりと部活なので、充実しすぎてパンク寸前の一週間になりそうです。

中距離パート 1年 秀川裕紀(写真左から2番目)
1 自己紹介
簡単に私の自己紹介をします。法学部政治学科の秀川裕紀です。高校は立教英国学院で、後ほど話しますが、陸上は高校から始めました。おそらく陸上部で唯一の合唱曲好きで、特にMiwaの「結」という曲とFlumpoolの「証」という曲をよく聞きます。前の曲に関しては高校の送別会で指揮者もしました。自分を見つめたいときや悩んだとき、大切な人とのお別れの時などに聞くことをお勧めします!
趣味の話はこのぐらいにして、どうして私が陸上を今日まで続けてこられたのかを紹介します。先ほども言ったとおり、陸上を始めたのは高校からでした。中学時代私は野球部に所属しておりポジションは主にセカンドでした.部員数は13人ほどの小さな野球部で三年時には主将をやっていました。逆に言うと野球しかやっていませんでした。親の勧めで塾には通っていましたが、私は誰かと一緒にやったり、もしくは叱られないとなにもできない人間でした。それでいて性格は負けず嫌いで、言葉だけの人間でした。
幸いにも高校は寮生活で周りの人たちが何かを頑張っているのを見て、私も何かをやろうという原動力が生まれました。英国には野球部がもちろんなかったため他のスポーツにしようとしていました。そんな時に出会ったのが陸上でした。
2 陸上を始めた理由
私が初めて陸上トラックを使用したのはただの気分転換でした。寮生活で少し一人になりたいと思っていた時に気晴らしに走ってみるか、と思い8レーンもある巨大トラックを一人でのんびり走っていました。
私の高校では冬に1500mの記録会がありました。その時は、まず走り切ってあばやくば順位をつけようと考えていました。2周を終えて前の走者が息が上がるのを見て思い切って飛び出しました。今でも思うのは、あの飛び出しが私の陸上人生のスタートで、今日も走り続けていると思います。その時のタイムが5:00、手動で小数点はわかりませんが、これが記念すべき初タイムで、それと同時にこれを切りたいという思いが初めての目標でした。

↑人生初の記録会の写真です。スパイクの存在を知りませんでした。
3 永遠の挑戦
このようなスタートダッシュを切りました。勿論、思い通り、順風満帆にはいきませんでした。
最初の方は何度やっても5:00の壁を乗り越えることができず、自分の認識の中でその壁をどんどん高くしてしまう毎日でした。しかし、その中でも一緒に走ってくれる仲間や応援してくれる友達のおかげでやっと切ることができました。その時のタイムが4:38:67この記録は高校に存在する1500m歴代記録の4:36(西暦2006年)の記録にあと2秒というところでした。これでまた次への目標ができたと思いましたが、その時すでに最終学期で、高校の歴史を変えることはできませんでした。
引退後にも暇なときにはよく陸トラで走っていました。すると後輩が練習していたり、同期組が合流して一緒に走ったりするとやってよかったという思いになりました。
4 大学での陸上
大学で本格的に陸上を意識し始めたのは高校卒業後でした。入学前に先輩のコネクションを使い体験に行かせていただきました。その時はまだ四年間を陸上にかけるかどうか迷っていました。すこしの迷いはありながら入学し陸上部に入部しました。
入ってから気が付いたのは、これまでの陸上競技に対するあまさです。練習法もインターバルかジョグかという二つの練習しか知らなかったことをすごく恥ずかしく思いました。だからこそ、真剣に取り組んで、強くなろうとも思いました。練習でよく言われることは「伸びしろしかない」私もそう思います。
5 感謝と成長
入部してから約3ヵ月、ここまであっというまで、目の前のドリル、目の前の練習に向き合うことでいっぱいいっぱいでした。まだまだ陸上を長期的に考えることができず、本番への調整などできないことはたくさんあります。
しかし、初めのころ、ドリルも筋トレもできない、本当に手の付けられないところから少しずつ成長できたのは、強く、優しく、楽しい仲間に巡り合えたからだと感じています。
それにこたえられるようにもっともっと成長していきます。

写真左:中距離パート3年森野 写真中央:中距離パート1年秀川 写真右:中距離パート1年尾澤
次は同パートの尾澤友多朗君に部員日記を引き継ぎたいと思います。
陸上は勿論、勉強においても高い向上心の持ち主で現在の授業内容に物足りなさを感じているらしく、法学部への転部を考えているとかいないとか?
そんな友多朗の部員日記にぜひご期待ください!!