2025/6/6 森田燿吏「あぁ、やっぱり立教に来て良かった」
フィールドパート一年の川辺陽也くんから引き継ぎました、短距離パート一年森田燿吏(もりたあきなり)です!彼の締め切りギリギリかつハードル爆上げのキラーパスに正直びっくりしてますが、頑張って書きたいと思います!ちなみにはるやとは出会って2ヶ月程度のはずなのですが、びっくりするぐらい気が合うのでパートの垣根を越えて仲良くさせてもらってます!

写真左:森田 右:川辺
正直入部したてで、あんまり書くネタがないのですが、なんとか絞り出して書きたいと思います。高校生で立教大学体育会陸上部に興味がある人にもぜひ見てもらいたいです!
まず軽い自己紹介をしようと思います!
私は栃木県宇都宮市の宇都宮短大附属高校というところからこの立教大学に進学いたしました。高校時代はひたすら陸上に専念しており、自己ベストを100mは10.62、200mは22.17まで伸ばすことができました。主な経歴は北関東大会に出場したくらいです。中学時代は記憶が正しければ100mは11.6くらいで200mは24秒中盤くらいがベストだったと思うのでかなり成長できました!

まず僕がなぜ数ある大学陸上部の中から立教大学体育会陸上部を選んだかを少しだけ語らせてください。
少し遡りますが、まず高校1年生の時に皆さんも経験したであろう、進路指導がありました。この頃の私は県立高校の受験に落ち、私立高校に入学したことをコンプレックスに感じていました。「高校受験に落ちたのに大学受験のことなんて考えられるわけねぇだろ」とか思っていました。今考えるとかなり捻くれていますね。笑
この受験失敗を引きずっていたまま一年の夏休みに突入しました。高校初の自己ベスト更新を経験し、もっと速く走りたいと思っていた自分に大きな転換点が訪れました。それは江戸紫色の立教大学のユニフォームを着た河田航典さんの走りをインスタで見かけたことです。「こんなにかっこよく走る人がいる環境で走りたい!、同じユニフォームを着て走りたい!」と思ったことを今でも鮮明に覚えています。そして立教大学体育会陸上部を目指すに至ります。今はそんな推しの河田さんの走りを間近で見れて幸せでニタニタしてます。
過去の話はこれくらいにして、最近できた私の大学での目標とその目標を立てた経緯についてお話ししたいと思います。
私は一年生ながら東京六大学対抗陸上・関東インカレに100mの対抗選手として出場させていただきました。非常に貴重な経験をさせていただきました。しかし結果はどちらも予選敗退。大学陸上のレベルの高さを改めて見せつけられたそんなレースでした。また4継では4走を走り2部5位という結果に終わりました。特にこのリレーが今の自分に大きな影響を与えました。1走を務めて下さった簗瀬さんは4年生であり、今年がラストであったので「絶対に表彰台に一緒に乗る」と意気込んで挑んだ決勝でしたが、5位に終わり、自分の力不足を強く感じました。同時に簗瀬さんや2走を務めた3年生の岡上さんと3走の同じく3年生の塩味さんにもとても申し訳なさを感じました。試合後の自分のラップタイムや動画の動きを確認し、自分がもっと速ければ、もっと競れていればという後悔が自分を襲いました。

タイムを伸ばすためにも、強い舞台で競るためにも、かなり高い目標を立てる必要があると考えました。
そこで僕が大学で掲げた目標、それは「日本選手権出場」です。
日本選手権は、僕が陸上を始めた理由でもあります。出場のためには10.34秒を切り、ターゲットナンバー内に入る必要があります。
タイムを大きく伸ばさなければなりません。正直、今は10秒6台を出せるかどうかも分からない状態です。そんな今のベストから0.3秒以上縮めるのは、本当に大変なことだと分かっています。だからこそ、大学生活をすべて陸上に費やす覚悟はできています。この目標を達成するためには、1年生の今こそ、一から自分の走りと向き合い、苦手をとにかく潰していく必要があります。僕は「勝負は冬に決まる」と思っているので、今は記録会や大会に出まくりたい気持ちを抑えて、基礎を作り直しあり、苦手解消期間にしてます。これは今年の冬に向けての準備かつ今シーズン最低10秒6台まで乗せるためです。自分のこのアプローチが正解かどうかは、やってみなければ分かりません。
でも、僕のまわりには信頼できる先輩方や、快さんをはじめとする吉田塾の皆さん、支えてくださるサポーターの皆さん、励まし合える同期がいます。そんな心置きなく挑戦できる環境に本当に感謝しています。
皆さん本当にいつもありがとうございます。
僕は本当にこの部が大好きです。皆さんに支えてもらえる分、僕の使える知識はなんでも共有します。またこの部に少しでも貢献できるように僕は死ぬ気でダサくても泥臭く頑張ります。そして恩返しさせてください。僕からのお願いです。そして見てくれているか分かりませんが、たくさん応援してくれる家族やお世話になった高校時代の顧問の先生にも僕のことを自慢してもらえるようなそんな選手になってみせます。活躍はまだ先になっちゃうかもしれませんが、期待してくれたら嬉しいです。
高校生に向けて
最後にこれだけは間違えなく言えるのは立教大学体育会陸上部は最高の場所です。僕は心から立教大学に入学して良かったと思います。僕の場合は河田さんがきっかけでしたが、どんな理由であれ、期待以上の充実感を味わえると思います。高校生で読んでくれている子(特に高校で陸上を引退しようとしている子)に伝えたいです。もし少しでも陸上に未練があるなら立教大学体育会陸上部を目指してください。きっと最高の場所だと思います。一緒に上を本気で目指せる仲間を待ってます。

僕の思っていることはとりあえず全部書けたので満足しました。でも陽也の期待に応えられず、クソ真面目な文章を書いてしまいました…そこで次は同じく短距離パートになってしまうのですが、一年の今野陽太に回したいと思います。陽太にはいつも笑わせてもらってるので、面白い文章を書く任務は彼に負わせそうと思います。

写真左:森田 右:今野
僕の拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。是非次の陽太の部員日記も最後まで読んであげてください。
以上です。