2025/3/24 近藤拓也「Who Dares Wins」
初めまして。
サポーターパート1年の森美月ちゃんから引き継ぎました、短距離パート2年の近藤拓也です。
美月ちゃんからとても嬉しいお言葉をいただきましたが、自分はそんな立派な存在ではないので、少しもったいないような気がします。
美月ちゃんは、1年生のサポーターの中で一番最初に入部した、とてもやる気のある子です。しごできです!ノリが良く、時々専門用語を使うので、いつも驚かされています。
先日、東京大学での練習の際には、自分が美月ちゃんにSDの指導をしてもらいました。ありがとう!
また、前から思っていたのですが、美月ちゃんはサポーターパート2年の後藤沙綾にどこか似た雰囲気を持っているなと勝手に感じています。共感してくれる方がいれば嬉しいです!
さて、人生初の部員日記、一体何を書けばいいのでしょうか。まあ、文系の自分はこれまでに数えきれないほどの文章を読んだり書いたりしてきました(主に某大学の小論文)。でも、どうも自分の文章には「らしさ」が出ないし、何よりも、真面目な一面が世間にバレてしまうのが怖くて、この部員日記をずっと避けてきました。
実は、過去に2回ほど書いてほしいと頼まれたのですが、華麗にスルー。今回も美月ちゃんのお願いをサラッと断るつもりでした。しかし、すぐそばにいた塩味奏来というバケモノに圧倒的なプレッシャーで逃げ道を封鎖され、気づけば「書きます!」と答えてしまっていました……。
断ってしまった皆さん、ごめんなさい! いや、むしろ「書け!」と絶妙に逃げられない空気を作り出した塩味に感謝すべきなのかもしれません。こうしてついに、僕の伝説(?)の部員日記が幕を開けるのです——!
簡単に自己紹介をさせてください!

2年短距離パート 近藤拓也 (学生証より転載)
近藤 拓也(コンドウ タクヤ)
- 学部・学年: スポーツウエルネス学部 2年
- 種目: 100m、槍投げ(?)
- 出身地: 愛知県生まれ、埼玉県在住、イギリス育ち
- 身長・体重: 170cm(164.6cm)・60kg
- 誕生日: 2004年7月21日
- 高校: 開智中学・高等学校
MBTI: ESFJ(領事館タイプ)
座右の銘: "Who Dares Wins"
まあ、帰国子女、高学歴と、自分は本当に優秀です。でも、そんな自分でも何度も失敗してきました。失敗の回数、数え切れません。そんな時に出会った言葉が“Who Dares Wins”(挑む者が勝つ)です。これはイギリス陸軍の特別部隊のモットーで、あのイギリス元首相のチャーチルも似たような精神を持っていたそうです。この言葉に出会ったのは中学の頃、大好きだった英語の先生から。先生はいつも「挑戦しないと何も始まらない」と言っていたのを覚えています。この20年間、何度も挑み続けてきましたが、残念ながら、いまだに「これだ!」と思える勝利には出会えていません。でも、いつか必ず自分に輝かしい勝利が訪れると信じています。ある歌詞に、「9割が悪いこと、1割が良いことだ」というフレーズがありますが、まさにその通りだと思います。
陸上は、自分にとって大きな挑戦の一つです。小学生の頃から始め、今でも続けています。実力もなく、正直なところ「雑魚」と自分でも思いますが、そんな自分がどうしてここまで続けられたのでしょうか。正直、驚きです。けれども、確実に言えることは、仲間がいたからこそ続けられたということです。自分はこれまで挑戦してきた中で、「これだ!」と思えるような大きな勝利はありませんが、それでも一定の成功を収めてきました。その多くの成功は、仲間たちと共にあったからこそだと思います。仲間がいたからこそ、挑戦し続けられたのです。自分はいよいよ3年生になり、陸上を楽しむ時間も限られてきました。その中で、仲間たちとの時間を大切にし、最後の陸上人生を自分にとって意味のある成功にしたいと考えています。

ところで、仲間の話をしていたら、ふと思い出したので、自分の同期への愛について熱く語らせてください。
自分は同期が大好きです。同期の中でもNo.1に輝けるほど、彼らを大切に思っています。自分の学年には、個性豊かな人たちがたくさんいます。話がまったく噛み合わない奴もいれば、突如として奇行に走る奴もいる。それでも、不思議と真面目な人が多く、やるべき時はしっかりやるメリハリのある学年なのが特徴です。こんな最高な学年ありますか。遊ぶ時も、ふざける時も、練習する時も、何もかも一緒です。たくさん笑わせてくれて、たくさん話してくれる。そんな仲間がいることが、何よりも自分の幸せです。
自分は何度も同期に支えられてきました。今もなお、同期に助けられています。こんな素晴らしい同期たちと共に過ごせることが、どれほど恵まれていることか、改めて実感しています。時には厳しい言葉をかけ合い、時には一緒に泣き笑い、時には孤高を突き詰める時期もありました。そんな日々があってこそ、今の自分があると感じます。どんなに辛い時期でも、同期が一緒にいてくれるだけで、心が軽くなり、前に進む勇気が出ます。
練習で悩んだ時、結果が出なくて苦しんだ時、そんな時でも同期は必ず自分の背中を押してくれます。「お前ならできる!」と励ましてくれる言葉が、どれだけ心強いか分かりません。それだけで、もう一度頑張ろうと思えるのです。
そして、何よりもすごいのは、ただの仲間じゃない事です。彼らは本当に自分のことを考えてくれる、信頼できる友達であり、戦友でもあります。みんなが持っている情熱、努力、そして支え合う気持ちは、どんなに言葉で表現しても足りません。みんなと一緒にいれば、どんな困難も乗り越えられると思います。本当にありがとう。そしてこれからもよろしく。
“You can count on me 'cause I can count on you”(“Count On Me” / Bruno Mars)

前列一番右 近藤拓也
最後に、同期の中で一番仲が良い相棒が最近海外に旅立ちました。本当に胸の奥に広がる虚無感に押しつぶされそうでした。彼が出発する前は、こんな孤独感を味わうことになるなんて思いもしませんでした。でも、自分には最高の仲間がいます。そして、これからのキャンパスライフや自分の未来を思うと、今のままではいられない。もっと挑戦し、自分を高め、成長し続けなければならないと強く感じました。本当にLIFE IS ROMANCEって感じです(?) もしお前がこれを読んでいるなら、ひとつだけ伝えさせてくれ。俺はお前が思ってる以上の男に成り上がって見せる。

右から二番目 近藤拓也
次の部員日記は、サポーターパート2年の大内奏愛にお願いしました。奏愛とは普段からよく話す仲で、同期のみんなからも親しみやすいキャラとして認定されています。そのため、よくいじられることもありますが、それはみんなに愛されている証拠なので気にしないで!また、何がツボなのか掴みづらいところもありますが、話していると自然と笑顔になれる存在です。同期のサポーターの中でも特に話しやすく、明るく、どこかふんわりとした雰囲気を持っていて、一緒にいると和やかな気持ちになります。
そんな奏愛がどんな視点で、どんな温かい言葉で日記を書いてくれるのか、とても楽しみです!