2025/2/21 後藤歩胡「新しい挑戦」

こんにちは。長距離パートの野村道子ちゃんから部員日記を引き継ぎました、後藤歩胡と申します。みっちーとは夏の菅平合宿も春の富津合宿にも一緒に行くことが出来て、みっちーのいろいろな一面を知れたなあと感じます。とても謙虚で、とても礼儀正しくて、優しくて、努力家で、ちょっぴり天然で、本当にかわいい女の子です。そんなみっちーから部員日記を引き継ぐことができて非常に嬉しいです。補強ならいつでもよんでねーーーっ🥰

 

まず、私の簡単な自己紹介をさせていただこうと思います。

サポーターパート1年の後藤歩胡(ほこ)と申します。経営学部国際経営学科に所属しております。(が、英語は全然喋れません😅)英語をしゃべりたくて国際経営学科に入ったつもりがしっかりと1年エンジョイだけしてしまった結果です。二年生の目標は英語を話せるようになることです!!出身は埼玉県の和光国際高校で、長距離を専門に陸上部に所属していました。

腰ナンバー13サポーターパート1年後藤 12サポーターパート1年小川

ではここから「なぜ、私が立教陸上部のサポーターパートに入部したのか」についてお話していきたいです。それはずばり、新しいことに挑戦するためです。恥ずかしながら、私はこれまで全てのことを「自分のために」やってきたように感じます。私生活でも自分の好きなことのために、中高は選手だった陸上においても自分のタイムを上げるために、のように。しかし中高での陸上経験から学んだ大切なことがあります。それは自分一人では続けられていないということです。自分のことを応援してくれる家族や仲間がいて、刺激をくれるライバルがいて、大会を運営してくださる方々がいて、私は目標に向かって頑張ることが出来ている。これを顕著に感じた経験があります。高3の最後の地区予選のレース。その日私はかなり調子が良く、PBが出るペースで県大会出場範囲内の順位で走っていました。しかしいきなり視界が下に落ちました。転倒したのです。陸上6年目で初めての転倒でした。すぐに立ち上がりましたが、すでに多くの人に抜かされ、足が痛み、その瞬間に「最後の県大会にはもう出られない」という諦めの気持ちになりました。そんな時に私の耳に入ってきたのは「ほこ大丈夫だよ!」「ほこ頑張れ!」「ほこしっかり!!」トラックのどこにいてもしっかりと聞こえたことを覚えています。その声で私の諦めの気持ちは消えました。ラスト1周はがむしゃらに走り、無事県大会を決めることが出来ました。この経験から、沢山の人の支えによって自分は頑張ることが出来るということを改めて深く実感しました。今までは自分が沢山の人に支えてもらってきた。今度は自分が、目標に向かって頑張っている人を「支える側」になりたい!という新たな挑戦の気持ちをもってこの部活のサポーターパートに入部したのです。

さて、入部してから早くも1年が経とうとしています。新たな挑戦とはいっても、今までは「自分のために」すべてのことをやってきた私が、「誰かのために」仕事をするというのは簡単なことではなく、正直自分には向いていないと何度も感じました。それでもこの1年で、選手の様々な瞬間を側で見ることが出来ました。動画を見ながら真剣な表情でフォームを研究する姿、優勝のゴールテープを切った瞬間、夏合宿で初めて35キロ完歩できた瞬間、レース前の緊張している姿、MTGでそれぞれの思いを隠さずに話し合う姿、レース後にすぐに反省会を開く姿、自ら二部練を組む姿、集合のない日に自主練をする姿、怪我に耐えながら地道に補強を続ける姿、試合のために美味しいものを我慢する姿、楽しそうにおしゃべりしに来てくれる姿、ここには書ききれない程の全ての瞬間が記憶に残っています。どの瞬間を見ても共通して言えるのは、どんな選手もそれぞれの目標に向かって自分なりの方法で努力をしているということです。私はそんな素晴らしい瞬間に一緒に立ち会えること自体がまず嬉しいです。更にそんな選手たちの姿を観て、人のために何かすることが自分に向いている・向いていないに関係なく、私は選手たちが目標に向かっていい練習を重ね自信をもってスタートラインに立てるように自分に出来るサポートがしたい、全力で応援したいと感じるようになりました。先日の富津合宿では、初めての合宿責任者で不安ばかりで、合宿中にも自分の仕事の出来なさにひたすら嫌になることばかりでしたが、途中交代で前半組の私たちが帰宅するときに選手の皆さんが玄関に出てきてくれて、「ありがとう!」と笑顔で言ってくれた時には、ああこの合宿をサポートすることが出来てよかったと心から思いました。このような環境を私に与えてくれた立教陸上部には本当に感謝しているし、本当に入部してよかったと感じます。

(☆35㎞一緒に完歩の瞬間☆)

春からは2年生になります。2年生でも様々な瞬間に一緒に立ち会えることが本当に楽しみです。私はまだまだサポーターとして至らない部分が多くありますが、選手と一緒に夢に向かっていけるようなサポーターに成長していきたいです。

最後になりましたが、

選手の皆さん、自分と真剣に向き合い、それぞれが陸上を楽しんでいる姿は本当に全員キラキラしていてかっこいいです。私の力不足で迷惑をかけてしまったことも多々あると思いますが、いつもどんなときも選手の皆さんを応援しています!!

サポーターの先輩方、先輩方のいつもの明るい雰囲気とは反対にサポーターとして真剣に選手と向き合う姿、細かい部分に迅速に気付く姿は本当にかっこいいし、憧れです。これからもよろしくお願いします!

サポーター同期のみんな、過去最大人数で難しいこと、焦ることばかりだけど、みんながいるおかげでもっと頑張らなきゃと刺激をもらえています。本当にありがとう。新二年生みんなで頑張ろう!!

サポーターパート

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

次の部員日記は同じサポーターパート1年の小川璃子に回したいと思います。璃子とは選手時代にも同じ地区で何回も同じレースを走ったことがあります。まさか、大学で、しかもお互いにサポーターとして、また一緒に活動できていることをとても嬉しく思います。先日の富津合宿も一緒に帯同することが出来て、璃子のとってもかわいい柔らかい雰囲気からは想像できないような大きな責任感を感じました。とっても賢くて、とっても頑張り屋さんな璃子の部員日記を楽しみにしています🥰

写真左 サポーターパート1年後藤 右サポーターパート1年小川