2025/10/27 前田日向「少しだけ真面目な話をします。」

こんにちは、フィールドパートチーフ関歩睦から部員日記を引き継ぎましたフィールド4年の前田日向です。同立戦の直後で少し疲れてますが、手短に少しだけお喋りさせてもらいます。

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あゆむくん、俺は別に嫌いとは思っていなかったよ笑
彼の部員日記にて、2年前ぐらいに嫌っていたのでは?という疑いをかけられてますが、もちろん嫌いじゃなかったと思う!(前すぎてちょっと覚えてないよ笑)でも、両者共に当時は尖ってたと思うし、うまくコミュニケーション取れてないとも感じていました。今はかなり仲良くなって競技以外の話もできるようになったのは素直に嬉しいです。来年特に期待している後輩なので皆さんも注目していてください!

さて本題に入りたいと思います、ほんの少しだけ真面目に語らせてください。
私は中学時代から10年間陸上競技を続けてきましたが、この大学4年間の陸上競技は色々と深く考えさせられる苦難だらけの経験が多く待っていました。これまでの前例は全く通用しないし、人間関係の対立は頻発するし、本気で向き合っている人が損をする瞬間を多く見てきました。
これらのエピソードについては深く語りませんが、お勉強になる(理不尽とも言うかもしれない)経験を通して「自己理解」が深まり、その過程で強い「自己犠牲」の精神を持つようになりました。
例えば、「私は真っ直ぐ努力をしている人を応援したいし、共に頑張りたいと思う」とか「私は自己成長のためなら、年齢やパートの違い、相手の実力・実績に依存せず、アドバイスや指摘を素直に聞き、次の行動に活かすタイプだ」とか「私は仲間との議論の中で不利な状況(自身が少数派、相手が泣く・怒るなど感情的)であっても、主張したいことはきっぱり主張する」とか。挙げだしたらキリがありませんが、立教大学で陸上競技部に所属したことで自分がどんなやつなのかに気づけました。中学・高校時代の受け身な姿勢ではこんなものにも触れられなかったのが驚きです。
そして、「自己理解」が深まった結果、「自己犠牲」が重要だし、それが私なりに人間らしいと感じるようになりました。高い向上心や意識はあるのに怪我に悩んで足踏みが続いている人や組織に良い影響を与えているのに外野からとやかく言われている人もいます。私はそういう人たちには最後に必ず報われてほしいし、自身にダメージが伴っても手を差し伸べたいと心から思ってます。
まぁとにかく私が大学4年間の陸上競技から学んだことは大体こんな感じで、「フラット接地」とか「クリーン」のような技術論だけではないようでした。

私が偉そうに語りたいのはこれぐらいです。おそらく最後になる部員日記にいつでも話せることを書くのは違うかなーと思い、こういう機会かしっぽりお酒を嗜む瞬間にしか出てこないような内容にしてみました。「え、ちょっと深いかも?」とか思ってもらえたらこちら側も幸いです。

次の部員日記はフィールド1年熊王翔也にお願いしました。
まず、広◯研究会ではなく、体育会陸上競技部を選んでくれてありがとう!熊王はとにかく可愛い後輩で先輩のしがいがありました。夏頃に入部してまだまだ伸び代たっぷりなので今年の冬季頑張って大化けしてな!

私の部員日記は以上になります、ありがとうございました。