2024/9/13 赤澤拓磨 「切磋拓磨」

3年 赤澤拓磨 中距離パート (前列左から2番目)

こんにちは。はじめまして。中距離1年の西岡拓海君から引き継ぎました、中距離ブロック3年 社会学部社会学科の赤澤拓磨(アカザワタクマ)です。

タクミは、部活に入りたての頃、とてもおとなしい子だな、という印象を持っていました。しかし、ここまで過ごす中で、打ち解けた後になるととても明るく、今では1番面白くて、ぶっ飛んでいる?キャラであることがわかっています笑

水泳に区切りをつけてからから陸上を始める、これは大きな決断であるように思うことから、私は隠れて尊敬の念を抱いていました。

実は最近、タクミとこんな会話をしたことを覚えています。

西「もし俺にまわってきたら、次は拓磨さんにまわしても良いですか??」

赤「全然いいよ~」

こんなこと話したなーと思いつつ、まあ会話自体はあんまり真面目なものではなかった??ため、それが現実になるとはあまり思っていませんでした。しかし2つ前のガイアさんの日記内で「切磋 “赤澤拓磨”」←(ちなみにこれはガイアさんが意図して切磋琢磨に自分の“拓磨”をかけてくれたもので、決して誤字ではないそうです笑)と書いてもらっていたので、これはもしや…と思っていたら、案の定しっかり自分の番が回ってきた、そんな次第です。

これまで部員日記をつないできてくださった方々が、皆さんそれぞれ個性にあふれた、素晴らしい文章を書いているのを見て、また直前のガイアさんとタクミの2人がとても面白く、ぶち上げてくれた流れを自分が壊してしまうではないかと、今これを書き進めながら恐れている自分がいます。別に面白いキャラでもなく、根っから明るいキャラや目立つキャラでもないので内容がカッチリしてしまい、読んでくださる皆さんにとってつまらないものとなってしまうかもしれませんが、その点はご理解をいただきたいと思います。

とりあえず自己紹介からさせていただきます。

~自己紹介~

好きな色は赤色の赤澤拓磨です! とはいっても、全身赤色の服装で街や大学をうろついているほどかと言われれば流石にそうではありません。TPOは考えたうえで、選択肢の中に赤色があれば絶対にそれを選ぶ、ただそれだけのこだわりです。一時期、赤というものに対して名前が先なのか、色の趣向が先かと聞かれたことがありましたが、そんなの名前に決まっています笑 また、赤色が好きすぎて思想・脳内まで🔴(〇産主義)になってしまっているのではないかとイジられますが、そんなことは絶対にないのでご安心ください。

私は現在、社会学部 社会学科の3年です。本学の社会学部といえば、“呼吸学部”と揶揄されることで有名です。法や経済をはじめ、他学部と比較すると、講義内で成績決定する基準の中で、試験を扱う科目が少なく、その点でレポートが多いことから(実は教授の判断も甘かったりして?) 息をしてれば単位が取れると言われています。

実際のところ私はどうなのかって?? そうですね…自分の中ではとりあえず真面目に授業を受けてきたと思っているので、そんな部分は感じたことあまりありませんね笑 

陸上競技を始めた理由は、自分の入学した地元の中学校に、当初入ろうと考えていた部活が無かったからです。これだけを聞くとそんなくだらない理由で始めたのかよと思われますが、それは間違いないことです。元々水泳を小中8年間(小学校でサッカーを約3年間齧りはしました。) 続けていました。当初は水泳部に入ろうかと考えていましたが、自分の進む中学には水泳部が無いため、水泳は外部のクラブで続けて、陸上競技部に入ることにしました。走るのが速かったわけではありませんが、小学校で学年が上がるにつれて、速く走れることに喜びを感じていたため、少しは興味がありました。中学では短距離や長距離をいったりきたりして、途中は800,1500,4継を走るなんていう頭おかしいことをやっていたときもありました笑 とりあえず短距離には望みがない・才能もないと感じ、自分の出場機会を求めて中長距離にいったことがすべての始まりであり、その選択をしたから現在の私がいます。

写真左

~周囲の存在~

そんな私には弟が2人います。この文章から、もしくは普段見ている部員の皆さんからどう見えているかはわかりませんが、一応長男です笑 リーダーシップがあったり、頼りがいがあったりするかといわれても、自分はそこまでの自信は無いので何とも言えません。(これが自己肯定感の低さなのか)ひとまず話を戻すと、弟はどちらも野球に熱心に取り組んでいる!といいますか、私の家族はみんな野球かソフトボール経験者で、陸上競技に縁のある人は自分以外で誰一人としていません。そんなこともあってか、たまに自分に理解が得られないときがあってイライラしてしまわないこともないですが笑

はい、そんなことはどうでもいいです。2人はスポーツで活躍できない自分(中高での水泳や陸上の大会ではどれも県大会出場どまり)とは違い、次男は中学硬式で全国大会出場、三男にいたっては学童野球で日本代表として台湾遠征するくらいのレベルです。どちらもメンタルが『豆腐』並みに弱い私とは違い、とても図太く、自信を持ってプレーをしています。ここまでいくと嫉妬というよりも、比較して自分に失望しか抱きませんが、それでもこんな2人がいるから、自分も “一番上の兄”として頑張らなければと思わせてくれる、そんな存在であると言えます。

大学で競技を続けるにいたった理由、それは他でもない先輩の存在があったからです。その先輩こそ山崎海地さんなのです。高校まで目立つなんて程遠く、パッともしない成績しかない、というか成績がほぼない自分にとって、大学で競技を続けるかどうかはあまり考えていませんでした。大学の陸上部なんて入っても自分はついていくことはできないだろう、そもそもレベル的に受けいれてもらえないかもしれないと思っていました。また走ることを続けるとしても、サークルや趣味程度でもいいのかなというものが自分の中にありました。そこで〈優柔不断〉な私は、高校からお世話になっていたガイアさんに相談をしてみることにしました。もし陸上を続けるとすればどの選択をすれば良いのか、自分にとっての正解は何か、1つ見解を聞いてみたのです。そして「覚悟は必要だけど、実りあるものにはなる」という返答から考えが傾き始め、気づいたころには、体験に行っていました。相談を受けてくださったからというのももちろんありますが、高校からつながりのある先輩の存在がなによりの入部の決め手だったと思います。入部を決めて、ここまで活動してきた自分がいるのは、きっかけを作ってくださったガイアさんのおかげです。この場を借りて感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。

 自分は中距離ブロックに所属していますが、ハッキリ言って恵まれすぎています!!自分がこの陸上部にいること自体がそもそも無いことかもしれなくて、先輩・同期・後輩との関わりが無かった可能性すらありました。そんな中、ミドルブロックに入ることはさらに恵まれたことでした。同期はインターハイや関東大会での経験があり、またその経験の有無にかかわらず、みんなが競技に対して真摯に取り組んでいました。その影響・刺激をいただいて頑張るうちに、自分もこのブロックに、できることなら部全体にいい影響をもたらせる選手になりたいと思いました。ポイント練をはじめ、常に高いレベルの選手とともに練習できることは本当に貴重なことだと、ふとした瞬間に感じる自分がいます。

写真左から1番目

~自分のやるべきこと~

 私は関東インカレやその他の公式戦に出場できるほどの実力は現時点で持ってはいません。それでも着実に記録を更新し、自分の立てた目標1つ1つを達成していくことが自分のやりたいこと(表現があっているかわかりませんが)であり、やるべきことであると思います。自分はここまで、とても有り難いことに周りの人々・環境などに恵まれ過ぎてしまっていることから、その【有難さ】を時として忘れてしまいそうになります。ですが、今の自分が陸上競技に取り組めているのは、[きっかけを作ってくれた先輩]、[個性にあふれ、陸上競技に本気で向き合い、取り組み、自分に刺激を与えてくれる部の先輩方・後輩たち]、[いつもサポートしてくださる方々][何よりも同期のみんな]などなど挙げていけばキリがありません。“為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の成さぬなりけり” これは江戸時代後期の米沢藩主 上杉鷹山の言葉です。自分なりにこの言葉の通りに、残りの大学競技の時間を大切に過ごしていきたい、常に高みを目指して精進していきます。

~まとめ~

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。とても自由に書かせていただいた分、綺麗ごとや自分語りばかり書いていると感じられて、面白みには欠けていたかもしれませんが、こんなやつもいるんだなと思って読んでいただけていればそれだけで幸いです。

 さて次の部員日記ですが、一旦、全日本インカレ篇を挟んだ後、また個人投稿に戻る予定となっています。私の次をお願いするのは、中距離ブロック2年の三笠雄大くんです!!彼は走りと普段の様子で非常にギャップがあります。普段はめちゃくちゃツボにハマって爆笑したり、男子高校生ノリがしっかり出ていたりする彼ですが、走りは誰よりもパワフルで、特にラストは “力を出し切る” これを実際に体現しています。気持ちで動かす、とても重要な部分ですよね。そんな彼がどんな内容を書くのかとても気になります!

最後に、来週の9/19~22は全日本インカレin等々力、9/27~29は関東新人in相模原、10/5には関東女子駅伝in印西 がそれぞれ控えています。どの試合も、出場する選手はもちろんのこと、自分も含め応援・サポートの人たちまでのチーム立教で、一丸となって全力で戦いにいきます。伊藤主務も書いていましたが、この部活には様々なレベルの競技者がいて、それぞれの目標に向かって努力を重ねていくチームであり、それが故に全員が同じ方向を向いていくのは、時としてそう簡単ではないと思われます。また、伊藤主務が掲げていた「互いの活躍に刺激を受けて与えて、成長していくチーム」にするというビジョンを実現させるためには、必ずしも競技レベルが高い人だけが頑張って活躍しても、それは達成されないでしょう。部員全員、1人1人が自分の目標・高みを目指し、レベルに関係なくそれぞれのフィールドで活躍する、1人でも多くPBを出すなどでチームに還元できることが必ずあります。直近の全日本インカレでは、走る選手と走らない応援・サポート組で分かれてしまうことは当たり前ですが、それぞれの役割・責務を果たす、という意味では「お互いに刺激を受けて・与えて」ができる良い機会であると私は考えています。先ほども挙げましたが、2024後半シーズン、チーム立教で同じ方向に向かって戦っていくために、全員で一体感持って臨みましょう!!!!!

以上です。ありがとうございました。