2024/12/13 澤田悠斗 「もう一度あの景色を」

2年短距離パート 澤田悠斗

こんにちは。吉田快から引き継ぐことになりました短距離2年の澤田です。快とは高校からの仲でかつては快のことを自分が引っ張って練習していた覚えがありますが、今は立場逆転の吉田様様というかんじです。というのも今私は「吉田塾」という短短、短長とはまったく関わりのない、いわゆる邪道グループ(別名:チームほぼ立教新座)とやらで練習させていただいています。月日は遡り、元々今年の埼玉県選手権の前あたりから快と私の2人からできたチームですが、それが今やなんと総勢7人にまで増えたらしいです。割と人気ありますね。しかしこの頃このグループは良い意味でも悪い意味でも悪目立ちしているらしく、なぜか毛嫌いされることが多いです。理由はわかってます。簗瀬と西田と新田と押山のせいです。この4人が普段の練習にてご迷惑をお掛けして申し訳ありません。私と快と紙崎は一切関与していないので皆さま今後とも仲良く付き合っていきましょう。

さて、前置きが長くなりましたがわたくし澤田悠斗のことなど知っている人の方が少ない、もしくは知らない、興味がないかと思いますが、せっかくこうして部員日記がめぐりめぐってきてくれたということで、ここらで簡単に自己紹介をさせていただきます。

名前:澤田悠斗

身長:170cm(170.8cm)世間で言われている男としての人権はあります。

所属:文学部文学科英米文学専修

生年月日:2004年9月25日

専門種目:100m

そして出身高校はあの有名な立教新座高校です。“立教新座”ということで周りからの評判がとてつもなく悪いらしいですが、最近なぜこんなにも評判が悪いかを考えました。簗瀬と西田のせいです。これについては特別説明することもないので割愛します。また最近私ごとで1年生のサポーターにいい人ランキングというものをつけていただいたのですが、多分というか絶対と言っていいほど気を使われて1位になりました。なぜでしょうか、みなさん私は怖くないです。怖がらないでもっと気軽に話しかけてください。
雑談は程々にしてそろそろ本題に入りたいと思います。

私は他の人よりもちょっと足が速いという自信から、中学に上がって陸上競技を始めました。中学1年生の初めての県大会でなぜか優勝してしまった私は調子に乗り始めました。まさかこの後の学総にて4位という痛い目を見る結果を知ることもなく、、、。今となっては懐かしい思い出です。しかし、中学時代をトータルして見ると全国大会にも出場することができたため、順調であったと思います。その後、高校に入り陸上競技に没頭する日々を過ごしていた中、私は高3の時自分の中で挫折というかどこか限界を感じてしまいました。タイムが頭打ちしてしまったのです。この時の自己ベストは高2の10秒80(+1.9)。そして私の今の自己ベストもこのタイムで止まっています。この頃の私はいわゆる燃え尽き症候群のような状態で、陸上競技に対するモチベーションがまったくと言っていいほどなく、いっそのこと陸上競技をやめようかと考えたこともあります。しかし今こうして大学に入ってもなお陸上競技を続けられている理由には、私の中でどうしてもやりきれない思い、あの時の自分を超えたいという強い気持ちがあるからだと思います。県大会、ブロック大会といった大きな舞台の決勝のたった8人しか見れないスタートラインの景色、誰よりも速く1番にゴールラインを通り過ぎた時の高揚感、電光掲示板に確定結果で自分の自己ベストよりも速いタイムが表示された時の興奮。やはりこの感覚、経験は忘れようにも忘れられないものです。また、私の今シーズンのベストタイムは明立戦にてマークした10秒89(-1.1)、陸上競技経験者なら分かるかもしれないですが、無風換算を参考にすると確実に私の足は高2に比べて速くなっていると思います。あくまでも無風による推測にすぎないですが、それでもこのタイムは私の陸上競技への努力を続けさせてくれる大きな原動力になっています。

来年はもう3年生になり、大学生活も折り返しを迎えます。陸上競技に没頭できるのもあと2年。残り少ない時間をどのように使うか改めて考えさせられます。仲間に感謝しつつ、自分のためにやるべきことを1つずつしっかりと行い、来シーズンもう一度あの景色を見ることができるよう、今年の冬季練習も負けないように頑張っていきます。

澤田 写真中央

ここまで読んでいただきありがとうございました。今回はここらへんで終了させていただきます。こんな真面目に文章を書いたのは高校の卒論以来です。ちなみにもう2度と卒論は書きません。

さてこちらの部員日記、次は誰に回そうか考えた結果、フィールドパート2年の中﨑貴生君にお願いしたいと思います。貴生くんは誰もが認める正統派イケメンということで、塩顔、しょうゆ顔などが挙げられる中、彼は数少ない里芋顔の代表格です。しかし彼は怒ると手がつけられないことで有名で、女性に対して怒鳴り散らして号泣させてしまったこともあるとかないとか。
そんな貴生の日記をみなさん、大いに期待して待っていることにしましょう。